【iekoi(イエコイ)CEOインタビュー】人の愛が溢れるプロダクトを創りたい~業界初オンラインデート特化マッチングアプリiekoiで叶えたい世界観とは~

皆さんは、マッチングアプリを利用したことがありますでしょうか。マッチングアプリにも色々ありますが、「オンラインデートアプリiekoi(家×恋)」というオンラインデートに特化したマッチングアプリは他の競合と一線を画すサービスです。

iekoiを運営されている中村さんは、どのようなきっかけでこのサービスを作ったのか、ユーザーにどのような価値を提供しているのか。人との出会いに特徴的な世界観を持つ、中村さんの考えを見ていきましょう。


1994年生まれ。大阪府羽曳野市出身。大阪大学基礎工学部を4年次に中退。その後様々な経験を経て、サイバーエージェントに入社。そこで初めてプロダクトの面白さ、魅力を感じ、独立して起業。

何故起業という道を選んだのか?

中村
中村
中村です。本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。まず最初の質問なんですが、起業をしようと思った動機などはありますか?
インタビュアー
インタビュアー

中村
中村
僕、大学を中退しててその後に起業したんですけど、その時はやっぱり「自分で何かを作りたい」という気持ちが大きかったです。

それが人の役に立ったり世の中に価値を提供したりすることにワクワクを感じる人間だったんで。
会社ってもう既にモノがある状態じゃないですか、でも僕は0から1を作ってみたくて起業しました。

起業家になろうと思ったきっかけは、0→1でプロダクトを作ってみたいという思いと社会に貢献したいという気持ちがあったからということでしょうか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
社会に貢献したい、というよりも自分の身近な人が幸せになるようなサービスを作りたいという気持ちが強いです。今運営しているサービスも、自分と同年代の人を想定したものですし。
なるほど、社会全体の課題より身近な人が抱えている問題を解決したいという気持ちの方が強いということですか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
そうですね。サッカーをやってたのもあると思うんですけど、結構僕仲間意識が強くて、仲間を守る意識が強いんだと思います。

だから僕のサービスを使ってくれてるユーザーっていうのは僕にとってすごく愛情が深い存在ですね。ユーザーに愛情を注ぎすぎてるせいか、僕には彼女できないんですけど(笑)

(笑)。やっぱり身近な人を幸せにしてあげたいというのが根本にあるのですか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
そうですね。この輪が少しずつ大きくなっていけばいいと考えています。

現状では世界には何も影響を与えることはできないんですけど、今自分がいる社会の中にはなんらかの「価値」を提供できると考えています。

僕はエンターテインメントにおけるサービスが好きなので、「負を0にする」というよりかは「人の幸福度を増幅させる」、インターネットの力を使って幸せの総量を増やしていくというのが僕たちのやりたいことです。

サービスを使用してくれるユーザーの幸せを増幅させていくというのが軸なんですね。
インタビュアー
インタビュアー

iekoiというサービスを開始した理由とは

ところで中村さんが作ったサービスでiekoiというオンラインデート特化のマッチングアプリがありますが、あのサービスもエンタメにおけるサービスが好きだから開発したのですか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
あと僕が人を好きっていう理由もあります。人との出会いに特にこだわっていまして、僕自身才能よりかは努力で何とかしてきた人間なので、ビジネスを始めた時に様々な人との出会いがあって、引き上げてもらった経験があるんですよ。
その人と人との出会いの際に人間って成長すると思っているんですよね。特に恋愛してる時ってすごく自分自身成長しません?(笑)
確かに、わかります。(笑)
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
やっぱり、相手のことを考える、相手がどう感じるかを想像する、ということをしているから成長すると思うんですよ。

この成長って人生で重要な成長であって。そう考えると、恋愛っていうのは人生の縮図と言えるほど人生に不可欠な要素と捉えています。

中村さんが周りの人に引き上げられてきたという経験があり、その中でも恋愛というのが大きな要素であったのがきっかけとなったのですね。
インタビュアー
インタビュアー

ユーザーがiekoiを選ぶ理由とは

iekoiというオンラインデート特化のマッチングアプリなんですけど、他のマッチングアプリと比べてみて一線を画す点だったり、iekoiを通じてユーザーに与えていきたい価値というのをお聞きしてもいいですか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
iekoiは『その人自身』を大切にしています。

例えば、iekoiではプロフィールの写真を拡大できないようにしています。これは、人の本質は外見だけじゃない、ということをプロダクトで表現したいためです。

少し失礼な言い方かもしれませんが、「美女と野獣」カップルって結構見かけるじゃないですか。

確かに、よく見かけますね。
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
そういう人達って幸せそうじゃないですか。

ああいうリアルで起きている恋愛の本質をインターネットで実現するために、iekoiのユーザーには外見だけでなく、内面も含めたその人自身、を重視して欲しいと考えています。

中村
中村
加えてiekoiでは、マッチングすると予約時間にオンラインデートを15分行い、その後男女双方に「長所レビュー」というのを取るようにしています。

人の長所を見出すのって、人への愛だと思うんです。僕自身、【人の愛が溢れるプロダクト】を作りたいんですよ。なので人の外見だけでなく、人の長所も見ていけるような世界観を作っていきたいと考えています。これによってオンラインでも、より本質的な恋愛をすることができると考えています。

なるほど、本質的な恋愛をネット上で行うということですか。
インタビュアー
インタビュアー

中村
中村
そうです。これに関しては自信があります。iekoiでは所謂「盛る」ということがあまりできないようにしていますし。

相手のナチュラルな姿を見るということで、リアルで会うという状況に非常に近づいた世界観をiekoiは作り出せていると考えています。

なるほど、相手の自然体を見た上で長所を見つけることが出来るというのがiekoiの作り出す世界観の良いところですね。
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
あと変なユーザーは徹底的に排除しています。

例えば、男性が一番最初にマッチングした女性に対して不誠実な行いだったり変な行為をしたりした場合、先ほど言っていた長所レビューが0%になります。つまり、その男性の評価は0%になってしまうということです。

なるほど、確かに0%を付けられた人と出会おうと思うユーザーはいないでしょうね。
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
そうなんです。だから不誠実な行いをした人はもう異性とほぼ出会えなくなります。 でもこの機能は女性からすごく好評なんですよ。
会う前に信憑性のあるレビューを見ることができるというのが女性にとって安心に繋がっているんだと思います。
変なユーザーを排除してあげるということがユーザーの信頼に直結しているということですか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
そうですね、運営としてやるべきことはとことんやっています。

しっかりやりながら、ユーザーの方には自由に楽しんでもらう。そこから最終的に【人の愛が溢れるプロダクト】にしていきたいと考えています。

なるほど、自然体の良さというのにフューチャーしてサービスを展開することによって愛の溢れるプロダクトを作り出していると。
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
人の愛が溢れるプロダクト、が全てですね。もうタイトルにしてもらっても構いません。(笑)
では、次はiekoiのプロダクトの部分についてお聞かせしてもらってもよろしいでしょうか?

変なユーザーを排除する部分など、既にお話してもらった部分もありますが。

インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
変なユーザーを排除することに関しては、排除するというより仕組みで解決しています。

変な行為をするとレビューが0%扱いになってしまうので、実質排除という形になっているという状況です。

仕組み的に自動でそうなるんですね。
あと、一つ気になったのですが、0%レビューの仕様に関しては男女逆のパターンもあり得るのでしょうか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
勿論ありますよ。

例えば、男女でマッチする時に原則として二人で15分間通話することになっているんですけど、女性が時間を指定して、その時間が空いている男性達から選ぶという形になっています。

でもマッチした女性のレビューを見て男性側がキャンセルする権利もあるんです。

やはりお金を払っていただいているのは男性の方なので、男性が不利にならないようにしています。女性の為の、というよりは女性に優しいサービスを目指しています。

なるほど、女性に優しいオンラインデートアプリというのが軸なんですね。
インタビュアー
インタビュアー

これからiekoiはどのように成長していくのか?

中村
中村
前提、売上はめちゃめちゃ大事です。会社が潰れるので(笑)けど、売上は重視した上で、ユーザーの満足度、どれだけの幸福度を提供できたかを最も重視しています。
売り上げだけでなく、ユーザーの幸福も追い求めるということですか?
インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
そうです!勿論会社を大きくするために売り上げは必須です。

ただ、人々に対して本質的な価値を提供できていたら売り上げは後からついてくるものだと思っています。だからいきなり売り上げを作るために行動を起こす、という思考はしないですね。

ユーザーを幸せにしたいから行動を起こす、その先に売り上げがあるということに集中しています。

なるほど、ありがとうございます。

これが最後の質問なんですけど、今後の展開、展望を教えてもらってもよろしいでしょうか?

インタビュアー
インタビュアー
中村
中村
5年以内に上場します。

これ以上考えを述べても「何言ってんだこいつ」と思われてしまいそうなので、とりあえずこれだけで。(笑)

中村さんらしい言葉ですね。(笑)本日はありがとうございました。
インタビュアー
インタビュアー

中村さんが作り上げる世界観というのは、【人の愛が溢れるプロダクト】ということですね。オンラインだけれども、リアルで会ったかのような体験をもたらしてくれるサービスを作る中村さんの根底には、人の幸福の総量を増やしたいという思いが強くあるのだと思います。

オンラインデートアプリiekoi(家×恋)
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